そこにあるのは
公式サイト決勝戦
前回同様原作6巻から7巻をもとに構成された回でした。
お互いの意地と意地がぶつかる試合が描かれ、羽咲がバドミントンをするわけ
そして母親との決着。
最近だとピンポン以来の白黒での試合描写と文字での演出で
二人だけの世界になっているのだと感じさせられました。
なぎさ、羽咲を支えてくれた人、その人がいたからこそという点が
描かれました。一人ではないのだと
そしてEDで、その後を描き
なぎさと羽咲の戦いはこれからも続いていくのだと示唆する終わり方でした。
以下は全話見たうえでの感想です。
原作と似て非なるアニメでした。
確かに雰囲気ががらりと変わったから、それに合わせるのは
ありだと思いましたが、人物像も変わった印象を受け
原作が好きな人でもかなり意見が分かれると感じました。
私的には羽咲関連でした。彼女の性格が原作よりとげがあり
印象は悪いだろうなと思いました。
一番変わっていないのが、原作では登場が浮世離れしていた薫子になるとは
思いませんでした・・
後はここまでギスギスさせなくてもよかったと
削除された人物、変更、追加された関係性など
別物といっても過言ではないかもしれません。
ですが、バドミントンに真剣に望む姿、その先にあるもの
それを見つけていく姿をしっかりと描かれたと思います。
試合の絵作りはとても動きがきれいでした。
気に入った方は原作もチェックですよ。
序盤こそ戸惑うかもしれませんが、迫力のある絵はアニメとは違う
力強さを感じます。
石澤と監督もいいぞ