不安しかない
斬られた者の精神を支配し操り人形にする魔剣、「喪月之夜(モヅキノヨ)」によって
城下町を混乱の坩堝に陥れた蠍瓔珞(カツエイラク)は、殤不患(ショウフカン)に
猛毒仕込みの爪で手傷を負わせ、絶体絶命の窮地へと追い込む。浪巫謠(ロウフヨウ)の
尽力で辛くも脱出する殤不患だが、後から乱入した嘯狂狷(ショウキョウケン)と
蠍瓔珞が激突。犠牲を厭わぬ嘯の暴挙で街の被害はさらに拡大する。
殤を取り逃がした蠍の耳元に妖しく囁きかける甘い声。それは彼女が
喪月之夜とともに奪取したもう一振りの魔剣、「七殺天凌(ナナサツテンリョウ)」に
宿る魔性の思念であった。
一方その頃、蠍瓔珞の毒の後遺症に苦しむ伯陽侯(ハクヨウコウ)を救うべ
く奔走していた仙鎮城の護印師たちは、路傍で農夫に無償で毒の治療を
施していた謎の行脚僧、諦空(ていくう)と巡り会う。
公式サイト鬼鳥はあれですね。うまくいっているときに出てくると
不安しかないけど、劣勢の時出てくるとどこか頼りがいが出てくる感じが
するのは、うさん臭さの塊だからか・・
鬼鳥と嘯狂狷で、考えの違いが完全に出ている感じになったので
この二人はやっぱり対立するのか否か・・
嘯狂狷は殤不患以外目に入らない様子。
あんな剣を野放しにするのはいいのか・・
七殺天凌のやばさが、今の蠍瓔珞の剣よりやばいとなると
どうなってしまうのか。
浪巫謠に指摘された甘さによって窮地に陥った不患
そんな彼らのもとに現れた鬼鳥の目的
そしてよいことはしているのだが、どこかタガが外れているような諦空の登場
彼らの行く末は