雨男は今日も雨に

・・・どうしてこうなった・・・

クイーン戦を大きな画面でと
太一宅に来た千早

母親の目線と太一の部屋に入る二つに心はドキドキ
していました
そして西田たちも合流し観戦開始

ＴＶに映し出される若宮 詩暢は太っていた・・・
「なんで、詩暢ちゃん」
「首がなくなってる」
しかし、奏ちゃんは着物に夢中。とても高級なもののようで

詩暢の手にはあのスノーマングッズ。それを確実に得るために
２５点で一回応募のものだった
「当たるまで食べたんだ・・アイス・・」駒野

一回戦は山本由美に５枚差で勝った詩暢
だが、自身の体に重量感を感じていた。
「怖くない・・この子だって人間だ。体調管理をせずクイーン戦に来る・・
　ただの子供だ」由美


詩暢は着物を見て、過去を思い出す。出戻りした母についてきた詩暢
そのおばあちゃんに習いごとをしなければならないと告げられるが
詩暢にあったものはなかなかなく、そんな中かるたに出会う
母には怒鳴られるが、それを見たおばあちゃんからは
「かるたが気に行ったんなら・・近くのかるた会に行きますか・・」

二回戦が始まり、序盤は由美のペース
長期戦に持ち込む作戦に出るが
詩暢は体が重いことに気付き、さらにかるたが好きであることを
意識する
それは昔、かるたを隠されたことがあった。だが、かるたを１００枚
誰にも聞くことなく、見つけた。理由は分からない・・でも
「私がかるたが好きなように。かるたも私が好きなんや」

詩暢は速さを取り戻す。それを見て千早は気付く
「札のふち、全部のふちに指が行くように、糸をつないでる」

千早はすぐにでも練習したいほどの身ぶるい
太一は付き合ったやるかという気持ちがでてしまうが
千早の来年は皆Ａ級と言う言葉を思いだす

クイーン戦は詩暢の勝利
由美は控室で涙ぐむが、入った扉を開けると皆がいて
「先生・・もう一度ここにきたい・・ご指導お願いします」

試合が終わると、西田、太一たちにとっての本番
名人戦が始まる。太一も千早のお願いを無視
「千早の事ばっかり考えてちゃだめなんだ」
「名人のかるたは名人戦でしか、今日しか・・周防久志はみれないんだ・・」
名人のかるたに見いるのは新、須藤、原田たちも同じだった

名人・周防久志・・イケメンであるが大学は留年と紹介される
「かっこいい顔したのに・・残念なナレーション」奏

西田曰く、千早の目指すかるたは彼だという
圧倒的な強さと感じよさと、一字きまりの判断
彼のかるたに千早は驚くのでした・・

詩暢の掘り下げだけでなく
由美、太一の意思の確立をも
描いたのではないでしょうか

そして名人・周防登場。なんて残念なんだ・・・