雨男は今日も雨に

切嗣の第二の人生

公式
あらすじ・・公式にないので簡単に
ナタリアの元で家業を継ぐことを決めた切嗣
仕事を習い、こなしていくある時、ナタリアが過去逃したオッド・ボルザークという
蜂を使役し、死徒を生み出す魔術師を狩ることになり、飛行機内で狩ることに
無事狩ることができたが、逆に死体から蜂を機内に出してしまう結果となり・・・

印象に残った台詞
機内のナタリアとの通信
「長い間ずっと一人で血なまぐさい毎日を過ごしてた。
　自分が一人ぼっちだって忘れてしまうほどにね。まぁそれなりに面白可笑しいもんだったよ。
　家族・・みたいなのと一緒ってのは」
「僕も・・僕もあんたの事。まるで母親みたいに思ってた。一人じゃないのがうれしかった。」

最後の時・・
「ひょっとすると、私もヤキが回ったのかもしれないねぇ
こんなドジを踏む羽目になったのもいつの間にやら家族ごっこで気が緩んでたせいかもなぁ　
だとすれば潮どきだ。引退するべきかねぇ」
「失業したら。今度こそ本当に家族ごっこしかやることがなくなるなぁ」
「あんたは僕の本当の家族だ・・」


ミサイルを撃った後
「見ていてくれたかい。シャーレイ。今度また殺したよ。父さんと同じように殺したよ
　君の時のようなへまはしなかった。僕は大勢の人を救ったよ。」切嗣


最後のナタリアの笑みが印象的だった回でした。
二回で描いた切嗣という人間の人生。
魔術を受け継いでも家督のことなど考えることはなく
ナタリアの元で成長し・・・
シャーレイを殺さなかったことで生んだ悲劇
ナタリアを殺したことで防いだ悲劇
これを自分の手で体験した稀有な人間
繰り返さないために、正義の味方になりたいと思った人間となった
・・な感じですかね
原作だと意外と短くて凝縮されていた部分ですが
二話でじっくり描いてくれたと思います。


最後の顔はやりすぎのような気も・・