始まり(ゼロ)に至る物語、第四次聖杯戦争、終焉へ――
条文は
公式より「たった三度の命令だけで一体何が見抜けたというのか
私はもっと身近に仕えてくれた者たちの心すら、見通せなかった
というのに・・・これらすべて、人の気持ちが分からない王に課せられた。
罰だったのかもしれない」
消える直前セイバーはこう思いながら消えていく・・
「馬鹿な人・・お爺様に逆らうから」
雁夜は桜の元に戻るが、命が尽き蟲蔵に呑まれていく様を見て
桜は間桐家に縛られるように・・
「何なんだ?何なんだ私は?何という邪悪。何という鬼畜。これが私の望み?
こんな破滅が嘆きが私の愉悦だと・・・こんな歪みが?こんな汚物が?
よりにもよって言峰璃正の胤から産まれたと
ふふふ、有り得ん。有り得んだろう。何だソレは。
我が父は狗でも孕ませたというのか」
「満たされたか?綺礼よ」
「いや、まだだな。これでは足りん。確かに問い続けるだけだった人生に
私はようやく回答を得た。ところがな問題を解かれる過程を省略して
いきなり回答を投げ渡され、これで一体どう納得しろというのだ
こんな怪異な回答を導きだした方程式がどこに必ず明快な理としてあるはずだ
否、なくてはならない。それが一体どのようなものなのか。有らねばならん
問わねばならん。 探さねばならん。この命を費やして私はそれを理解しなければ」
「どこまでも飽きさせぬ奴・・それでいい。神すら問い殺す貴様の求道
このギルガメッシュが見届けてやる」
「この世全ての悪(アンリマユ)いつかまた至らねばならない。そして次こそは
見届けよ、その誕生を、その存在証明を・・」
答えを得た綺礼と受肉したギルガメッシュはまた新たな道へと歩き出す
しかし、綺礼の目の前にいた切嗣はもう・・
「その顔を覚えている。目に涙を溜めて生きている人間を見つけ出せたと
心の底から喜んでいる男の姿。それがあまりにもうれしそうだったから
まるで救われたのは俺ではなく男の方ではないかとおもったほど」
「よかった。生きてる。生きてる。生きてる」
「そうして。死の直前にいる自分がうらやましく思えるほど、男は何かに感謝するように
ありがとう・・といった。見つけられた良かったと。一人でも助けられて救われたと」
助けられた少年は、次につながる。士朗だった
「本当は連れてって欲しかったけどな
要するにまだ全然なっていないってことだな。僕は」
ウェイバーも新たな道へと踏み出し、まずライダーの残したゲームにスイッチを入れた
「アーサー王。貴方は私の罪を問うことも償いを求めることもせず
ただ私たちの前で正しく在り続けた。しかし、私は貴方の手で裁かれたかった
あなた自身の怒りによって裁かれていたならば、私は償いを求めて
狂気の道に堕ちずに済んだかもしれない
「ごめんなさい。ごめんなさい。私が、私なんかが」
「ただこれだけは言える。アーサー王」
「いつの日か。必ず聖杯を」
「あなたこそが最高の王であった。貴方の元で仕えた誰もが」
「王になるべきは」
「そう・・思っていました」
「私では・・・なかった・・」
セイバーとランスロットの最後にかわした門答
「子供頃僕は正義の味方にあこがれてた」
「何だよそれ。憧れてたって、あきらめたのかよ」
「うん。残念ながらね。ヒーローは期間限定で大人になると
名乗るのが難しくなるんだ。そんなこともっと早くに気付けばよかった」
「そっか、それじゃ、じょうがないな。」
「そうだね。本当にしょうがない。本当にいい月だ・・」
「うん。しょうがないから俺が代わりになってやるよ」
「うん。爺さんはオトナだからもう無理だけど俺なら大丈夫だろ。まかせろって
爺さんの夢はー」
「そうか・・ああ・・安心した。」
士朗と切嗣がきれいな月の下でした約束
「ケリィはさ、どんな大人になりたいの」
「僕はね。正義の味方になりたいんだ」
切嗣の夢・・
なんだろう。凄いSNが見たい。再放送はないですかそうですか
凛は母親がああなり、家を守る存在になり
桜は雁夜の死で余計に逆らうことをやめ
士朗は切嗣の夢を知る・・・
そして藤村大河までちょこっとでるとは・・・
ランスロットはカットだと思ったらここに入れていたんですね。
焦りは禁物でした・・
言峰の生き生きした表情と切嗣の失墜した表情の対比は
この物語を結果を物語るものなのでしょう
原作知っていながらも最後はちょっと後味悪かった。
なので桜ルートを・・・・
そんなわけで終わってしまったzeroですが、スタッフのみなさんお疲れ様でした
BDの作業はまだあるでしょうが・・・
戦闘シーンは迫力十分でしたし、この話の演出も個人的に
良かったです。