時間とはかなくも儚き・・
島尾に葉月への心変わりを告げたことを後悔する六花。
島尾の骨を手元に置き、彼をこの世につなぎとめた責任を感じた六花は
自分もおそろいの骨になると告げる。
公式ショックを受ける葉月の目前で、六花は島尾に鋏を渡す。
気にいった部分
「店長はいつになったら再婚する気になりますか
俺は予定開けてますけど」
「それはいくらなんでも早すぎる」
「いやいやあれだけ俺一人遠回りさせられてむしろ遅いくらいです
(・・う、あいつ本当に・・大人しく消えとけよ)」
「とにかく俺は店長が許してくれるなら
旦那の骨一緒に食べてもいいんだ。倫理的にどうなのって話なら
一緒に味見程度になめましょう。それくらいどうってことないです
これから先の店長の時間は俺がもらうんだから」
「言いきるね」
「だって目の前に健やか店長が生きて呼吸している。伝わる熱が楽しい。
死ぬまで生きていく、この軌跡。夢の中みたいな変な場所で
ずっとふわふわしてたけど
今のがよっぽど夢みたいだし、ふわふわします。好きです」
全てを見た結果の葉月の思いのたけ
「お願いが二つあるんだ
一つはこの部屋の中身を全部処分してほしいんだ。」
「処分?」
「ああ、全部捨てるってこと」
「どうして」
「この場所は大事にされすぎた。けど僕にはもう本当に要らなくなったから
いつかでいい・・そう覚えててくれれば」
島尾は二人が死んだあと、その息子に会い、言葉を残して
空に昇って行くのだった
ハッピーエンドだと思うよ・・
島尾、六花、葉月はそれぞれ決めた道に
行けたと思うから
・・でも葉月の幸せな生活を少し見たかった・・
三角関係で元夫が幽霊で見えるという
気軽に再婚するができなくなりそうな
作品でした・・
途中の空間の部分や島尾の行動が
少し気になったけど
愛された人間をさらに愛すること大変なことだと思いました・・
スタッフ、キャストの皆さん、本当にお疲れ様でした。
次はサイコパスですね