傾物語 まよいキョンシー 其ノ壹
8月20日、八九寺真宵の忘れ物を届けるために
外出した阿良々木暦は、式神の童女・斧乃木余接
と遭遇した。余接にアイスをおごっただけで結局
真宵を見つけられず家に帰った暦は
宿題を何一つやっていないのに、明日が始業式である事に気が付く。
公式より
水橋かおりさん参戦
忍野扇の毒舌がなかなか気持ち・・・
ではなく、真宵ちゃんの話だが一話には出てこず
忍野さんの絶対なんかの関係者扇の横断歩道の
話から暦は真宵を思い出す。
印象に残ったセリフ
「僕の人生ってやつはお姉ちゃんに生き返らせてもらったところから
始まってるんだ。」
「生き返らせて・・・?」
「だから僕は一度死んでるんだよ。しんで生き返ったんだ
ちなみに鬼のお兄ちゃん。僕とあなたの違いがそういう意味では
はたしてどこにあるかわかる?
八九寺 という幽霊の子もそうだけどさ」
「違い?違いっていうなら全然違うと思うけれど」
「みんな元人間だけどその死に方が違うのさ
鬼のお兄ちゃんの場合は不死身だ。死ぬと同時に生き返ったんだよ
つまり厳密にいえば、これは死んでいない
対して僕は死んでいる。本当に死んでいる。死んだあとに生き返っている
生き返るというより、生まれ変わるのほうが正しいんだと思う」
「生まれ変わり・・」
「生き返っていない、死んで生き返ることなく死んだままだ。
それが幽霊というものなんだろう。生き続けてもいないし
生まれ変わってもいない。強いて言うなら死に続けている。
ねぇ鬼の兄ちゃん。こうしてみると誰が一番幸せなんだと思う?
いや三人ともそれなりに運がいいほうだと思うんだよ。
死んでも、その後も意識を保ち続けられるというのは
幸運といってもいいんだと思う」
斧乃木余接と暦の不死身な会話
宿題を過去に戻って行うために
トラベルした忍と暦
一日くらい過去に行くはずが
11年前5月ほど過去に行ってしまっていた・・
不死身の解釈から
真宵の本題に入るための前段階を済ませたような回でした。
本当に会話劇でここまでできるのはすごいな・・
過去に行き過ぎた二人は一体どうするのでしょうか・・