Fate/Zero 第2話 『偽りの戦端』感想
一週間が長い
ライダーであるイスカンダルの召喚したウェイバーだが、
命令を聞かないなどとライダーに振り回される。
世界地図を手に入れたライダーはかつての自分の領土を知り、
その小ささに気付き、戦争そっちのけで世界を蹂躙することを決め、
ウェイバーに聖杯の使い方を聞く。
「
世界を獲る気なら即ち余の仇敵」
「
覇王は二人と要らんからな」
時計塔の人間を見返し、正当な評価がほしいというウェイバーを小さい
といい、それなら聖杯で背丈でも伸ばせばいいとライダーは言い放つ。
聖杯が取れればいいウェイバーはライダーに勝算があるかと尋ね、
ライダーは力を見せるため宝具を出す。
「
神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)」
ライダーに座に据えられた理由となった宝具。
その頃、イリアと戯れる切嗣。その様子はただのどこにでもいる父親。
それを見るセイバーは、アイリにマスターはもっと冷酷な人物だと
思っていたというセイバー
自分への態度との違いに相当な不評を買ったと思うセイバーを
アイリは笑う。
態度の違いにはまずはアーサー王伝説とのギャップであったが、
アイリは切嗣はその外見とは別にあり、少女に王という役割を
押しつけた周りの人物に腹を立ているのだろうと言う。
それに共感しかねるセイバーだが、切嗣の
「
聖杯による、世界の救済」という願いには共感していた。
殺人鬼の雨生は偶然見つけた古文書で悪魔を呼び出せると思い、
人を殺しては血で魔法陣を描いていた。
そしてその魔法陣から偶然、召喚されたのはキャスター
聖杯などを知らない雨生はとりあえず、お近づきに生かしてた子供を
食べないかと言うが、キャスターはその子供を優しい言葉をかけながら
扉から外に行けるといい、逃がす。
子供が扉をでて外に出られると思った時、突然何か(触手?)が
襲いかかり、いやな音を出しながら殺していく。
「恐怖というものには鮮度があります。」
「真の恐怖とは(中略)希望が絶望に切り替わる時を言う。」というキャスターに感激し、もっとその殺し方が見たい雨生とキャスターは
共感し、とりあえず青髭と名乗ることに。
サーヴァントが全て召喚されたその頃、綺麗は遠坂時臣を抹殺しろと
命じる。
遠坂邸に結界を交わしながら侵入するアサシン。
結界の解除に手を伸ばした時、一本の槍が刺さる。
見れば、そこにいたのはアーチャー
「
地を這う虫けら風情が誰の許しを得て面を上げる」
放たれる大量の剣やら槍
そしてアサシンは無残な姿でやられる。
その姿を見降ろしながら、
「
貴様は俺を見るに能(あた)わぬ。
虫けらは虫けららしく血を這いながら死ね。」
と言い放つ。
初公開となったEDは英霊たちの過去(自身の時代を生きていた姿)
を描いてました。
なんか、各英霊の特徴を表していた気がします。
各陣営の様子が描かれてましたが、ライダーの圧力にウェイバー
が圧されぎみな姿はなんか、ほほえましく感じる。
セイバーと切嗣は、互いに理解はしていくのでしょうか。
雨生とキャスターはその意味では、相性が良すぎ。
静かに動き出した各陣営、綺礼はなぜ暗殺を企てたのか(知ってるけど)
気になる部分はまだ多いですね。
空の境界もそうでしたが、結界といっても、壁の形じゃないですね。
後OPよりEDが好みです。
衛宮 切嗣・小山力也
アイリスフィール大原さやか
セイバー・川澄綾子
言峰 綺礼・中田譲治
アサシン・川村拓央
ウェイバー・浪川大輔
ライダー・大塚明夫
アーチャー・関智一
雨生 龍之介・石田彰
キャスター・鶴岡聡
Fate/Zero(1) 第四次聖杯戦争秘話 (星海社文庫)