雨男は今日も雨に

ただその少女の影のように

いやはや胸糞の悪い話となりました。

影男なる変装の達人であり少女の誘拐犯と疑われている彼から
直に協力を依頼された形になったコバヤシ少年
影男の目的は少女の誘拐犯を逆に追っていた。
影男にとってさちこという少女が誘拐されたいことが
一番の気がかりだった。

コバヤシ少年はは女装し、囮のような形で誘拐されます
そこには少女が4人。ワタヌキという男は少女らを娘と呼んでいた。
彼がいなくなった隙にコバヤシに渡したGPSを便りに影男が
侵入します。

そしてワタヌキという存在に母親がおびえていることを知り
コバヤシはさらに家族愛を歪ながら求めているのがと考えた

少女らの中に影男が探していたさちこの姿はなかった。
あたりを探すとそこには少女の形が浮かびあがったセメントの壁が
布で隠されていたのを見つける。

影男にとって愛する少女の中でもさちこはかけがえのない存在
さちこのお見舞いを変装していったり、彼女を手術の費用を出したり
さちこにあるペンダント？プレゼントして、必ず守ると告げるのだった

しかし、セメントに浮かび上がった少女にはそのペンダントがしてあった・・

ワタヌキに見つかった影男はただ無我夢中でさちこを殺した
理由を尋ねた。殴られ、無様な姿をさらしながら
ワタヌキの非情な言葉にさらに怒りの表情と無念さのこもった言葉を
叫びながら、ただ許さないと・・

その場に入ってきたのは警察とアケチ
ワタヌキは捕まり、カガミからワタヌキのことが告げられた
ワタヌキは前科持ち、精神鑑定による無罪を受けた人間だった

影男はその場にはいなかった。ただコバヤシの見た男の目には
涙が流れていた。


アケチが興味を持たなかったのは
影男が誘拐と関係ないことを知っていたのかもしれない
ただビジュアル的にあやしさMAXではあるが
影男は利用された側であり、コバヤシたちを結果として
利用した存在だった。ただ今回の話で一番かなしむ姿を見せたのは
彼でした。

捕まえ方も単純ではありましたがコバヤシ少年の誘拐講座的なものがあったから
ということにしましょう。てか女装姿すごかったなぁ・・

それにしてもいやな犯人でした