無駄なことなんてない
すべては別の可能性になる。
次元Wの狭間から現れた狂えるシーマイヤー。
奪われた妻ソフィアの体をベースに生成された怪物を前に
ルーザーは怒りを露わにしながらも、その圧倒的な力に立ち向かう。
一方、かつて全てを懸けて臨んだにも関わらず
仲間も、雅も救うことのできなかったキョーマ。
過去に何があったのか?
ミラの手により自らの記憶に潜入し
そこで5年前の真相を知ることとなる……!
公式より最新刊とほぼ同じでしたが
セリフが違ったりはしました。
ですが、ミラとキョーマ、ルーザー、シーマイヤー
三人に関わる過去の出来事は決着となりました。
過去に何かを失った彼ら
それでもキョーマにはミラが
ルーザーもエリーを得ることで
ここまで来ることができた。
どんなつらい過去でも未来につながる
可能性を持っているというメッセージがありながら
キャラクターの魅力を存分に描いた作品だったのだと
改めて実感しました。
アニメではキョーマが覚悟をすでに決めている
さっぱりした感じに見えました。
原作だとアニメほどさっぱりしていないように感じていました。
でも、あまり変わらなかったかな?
ミラは動くとこんなに可愛かったのだと
いやもとからか・・
この話でミラのコイルに最後何があったのか
最後の主題歌が流れたシーンでの会話など
原作ではミラが主に描かれるであろう
話に入ります。
そこではエリーの話もあるようなので
ぜひ原作も読んでみていただきたいと思いました。