「好きな気持ちがむくわれないかもなんて、重々承知の上だろ?」
キズナイーバーではなくなった5人
心の声の影響を出さないよう夏が終わるまで干渉しないようになる。
そして始業式
ギスギスする空気の中で
法子を気にする勝平、そんな勝平を気にする日染
そして夏の日が苦しくても楽しかった仁子の三人は
仁子の提案でキズナイーバーではなく友人となるのだった。
一方で由多は穂乃香を気にかかるが穂乃香は
話すことすらしなくなる。
天河と千鳥も、その関係は難しい物になっていた。
(ここは天河の言葉が足りなかった感)
法子の痛みが突然やってきた勝平は法子の場所に
向かう。そこで漆原から過去のことを聞かされる。
キズナイーバーのシステムは感覚をとりだし、いくつかに分けて
移動させ、種を残すように、過去の実験ではたくさんの子供を集め
耐えれるようにした
だが、逆にそのすべてを一手に集めてしまう子供が出てしまう。
それが法子だった。椅子に座る、歩く、それをしただけも激痛になってしまう
法子は、全ての感覚を遮断する薬を投与された。それが今の感情を出さない
ようになった要因だった。
そして感覚を法子に痛覚とそれに伴う感情を失ってしまう。
法子が一手に引き受けてしまったことで
他の子どもたちは自分で感覚を引き受けることができない子供となり
社会生活すらできないようになる。
勝平はそのぎりぎりのラインだった。
勝平の痛みを感じないのは法子がまだ痛みを引き受けているからだった。
勝平のように解放されなかった子供たちは
まだ施設の中にいた。
勝平は過去を思い出す。まだロボットのようにうつろな目
感情を失った、まるで人形。
彼らを前に勝平はただ涙を流すのだった。
今回は過去のことがメインでした。
法子と勝平の過酷な過去と実験の身勝手さがまた
法子の市長への態度はそこから来ているのだろうか。
徐々に勝平が過去を思い出していくとともに
その感情が表にでてくるような表情と最後の涙は
なんか煮え切らないですね。
昔の友人が今はああいう風になっている
それを今まで知らなかったわけですし。
仁子と日染は安心できますね。
日染は元々痛みがほしい的な感じだったけど
心の声に関してはほかの人よりも表に出していたから
あまり気にならなかったのかも
仁子は成長したのかなと
擬態していたけど、素を出してもみんなと仲良くなって
天河のことも、いろいろあっても彼女には糧になったのだと
一方で穂乃香は寄せ付けないようにして
天河と千鳥の会話は・・
あれ天河は自分のことを言っているようだけど
千鳥も同じ状況なの忘れている気が・・
千鳥のあきらめたくても諦められないのが
いまだもどかしくある。
キズナ実験の過去、法子と勝平の関係
が明らかにあり、勝平たちはどう行動するのか
今回過去話だったので胃が痛くなるような感じじゃなくてよかった