夕暮れ
ある日、学校の調理場に忍び込みタルトをつまみ食いをした
せいでアッコたち三人は罰として食材の荷降ろしを命じられてしまう。
しかしその日はロッテが楽しみにしていた小説『ナイトフォール』の
新刊発売イベントの日。120年間『ナイトフォール』を書き続けている作者
である魔女アナベル・クレムが初めて人前に姿を現すイベントだという。
全てをこのイベントに賭けてきたロッテは外出禁止令が出されとてつもなく
落ち込むが、アッコが妙案を思いつき…!?
リトルウィッチアカデミア
公式サイトより
今回のお話はロッテが好きな本「ナイトフォール」に関わるお話でした。
彼女、今までおとなしかったのがウソのようなテンションで
その本が好きなのが序盤から伝わってきます。
アッコが原因とは言え、あの行動力や
なんやかんやで付き合ってくれてるスーシィたちが特にかわいくて
今回とても楽しかったと思いました。
少し中盤でシリアスになるのかなって思ったけれど違って
作者の秘密、憧れ方の違い、そして作品を作っていくことのつらさと
それを受け止めてる側の本気
面白いと思えるものをしっかりと伝えるロッテもまた
アッコと同じくらい好きなものがありながら、アッコとは違う
道を行くことでアッコにまた違った見方をさせてくれる。
ただ支えるだけのキャラクターじゃないのがしっかりと伝わった回でした
最後には道中、気のあった人の意外な正体や
ダイアナの取り巻きも、その本が好きだったとか
小ネタも満載でした。
そこまで深く考えなくてもいいのですが
作品を作ると。その反応でどうしたらいいのか分からなく
なることってあるのだと思います。
万人向け?マニア向け?といったぐあいに
時には理解されていなくても、それを好きな人はきっとほかにも
いるはずなんだって思うことが大切なのかもしれないですね。