UN-GO 第5話「幻の像」 感想
戦時中、島田を代表とする日輪の会の決起集会で起きた車両を
用いた爆弾テロ
それを防いだ若者三人を英雄談とする島田白朗
その三人の像の除幕式に招待された新十郎
島田は敗戦探偵という二つ名が気に入らなかった。
敗戦ではなく停戦だと
トイレに行き、戻ってきた新十郎は若者三人をかたどったブロンズ像
を作った平戸
平戸は若者の話は作り話、金塊を隠していると山本は考えていると伝える
除幕式に山本が乱入したなか、ブロンズ像の側壁が血で汚れているのに気付き
開けてみると、二人の死体があった
その正体はトロイの木馬作戦で、父親の英雄談を用いたやり方が気に入らない
爾郎が、金塊を見つけるために山本に協力したものだった
新十郎は島田白朗を犯人とし、推理。
「彼らを英雄に祭り上げて、稼いだ金を守るためにさらに、人を殺したのなら
絶対に許されない」新十郎
因果の能力を爾郎につかうと逆に白朗の無実を逆にはっきりさせてしまった
これを聞かされた麟六は同士討ちという決着をつけることに
新十郎は英雄談もやらせでは白朗に問うが
白朗は仮にそうであっても関係ないと
「逃げることはできた、だがしなかった」
「若造、お前に人の美しさなどわかるまい」白朗
と一蹴されてしまう
梨江が新十郎の元にやってきて、戦争、犠牲の肯定する白朗
を最初から犯人したい気持ちがあった。
人は他人のために命を捨てることはできないを考えていたのに
それを覆され、自信を失う。
因果との出会いを風守に見抜かれ、人を殺すことになるかもしれない
因果に真実を与えるという契約は他人の命を救うことになっているのではないかと
真実を暴き、平戸がが犯人で、それは金塊を探すためであったと
あわてれば、白朗の動きを見て、金塊の場所を探せると考えていた
新十郎は白朗に、
「俺や、あんたが偉いわけじゃない」
「美しいのは死んだ彼らだけだ」新十郎
と金塊の場所を因果に開けさせる
それは、戦車の内部で隠されていた
一話にするのは無理があったので、二話構成にしてほしかった話でした
新十郎の考え方の基盤との向き合い、因果との出会いとその意味
など、重要な話が多いので
謎の方が少し、お粗末になった気がします。
ですが、風守がある種の視聴者目線に近い問いを投げることで
新十郎の持つ謎が少しづつわかるのが、面白くなってきました。