これからも
巨大な潜水艦の中を探索しながら、昔の人々がどんな暮らしをしていたのか
知りたいと言うチト。ユーリになぜそんなことを知りたいのかと聞かれるチト
だったが、上手く言葉にできない。潜水艦の中で見つけたチョコレートを食べる
ユーリに、チトがカメラを向けてファインダーを覗くと、そこに何か文字が浮かび上がる。
何が起きているのか把握する間もなく、チトとユーリの前に浮かび上がったのは、
これまで撮影してきた写真の数々だった。
公式サイト人間の過去、カメラと接続できるようになり、それを見ることができた二人。
そこに映っていたのは、過去の人間による暮らしや破壊といった歴史の一部だった。
昔には人間がいたことを思う二人でした。
仲間では大きなヌコにユーリが食べられてしまいチトは慌てて
そいつの後を追います。
何とかユーリは自力で脱出できましたが、ユーリを食べた大きなヌコ以外にも複数現れ
地球の営みが終わることを二人に伝え、さらに最上層以外には彼女ら二人以外は
人間はいないと告げる。
一緒にいたヌコと伝え終わった大きなヌコたちは、空高くへ旅立って行った。
地球が終わってしまうことをつぶやくユーリに
一緒ならそれでいいと伝え、二人はまた旅を続けるのでした。
ほのぼのとしていた中で、少しづつ不穏さがでてきましたが
彼女がどうなってしまうのか気になってしまう最終回でした。
どんな過去があっても、どんな未来があっても彼女たちには今しかない。
今しか知らない、からこそ不安も喜びも一緒に感じあえる二人なんだとおもいました。
世界終末という設定はあまり使わずに廃墟探索的に行くのかと最初思っていましたが
最後まで見ると、どこまでもある不安と今を生きることに精一杯な彼女たちが
描かれていたように思えます。