此処に外典は紡がれる
大聖杯による全人類の救済を願う
天草四郎時貞の前に最後に立ちはだかるのは
自身の願いのため剣をとった、何者でもなかった
少年―ジークであった。
それぞれの願いの果てに、“外典”が紡がれる。
公式サイト戦いは終わり。二人は互いを思いやる。
今まで語られなかった二人の関係性。
セミラミスとシロウの互いの気持ち。
最後の最後で素直になった二人はどこか満足げに消えていく。
願いを叶えた少年に、立ち向かった少年も決意する。
それは願いを別の世界に追いやることに、それは自身もまた空想の産物に
なり、この世界からいなくなる決意を
竜は旅たち、劇作家は歓喜にしながら悔やみ、騎士は今の世界を見
少女は聖女の思いを懐かしむ。
裏の世界、長い時間をたった中、竜と聖女は再びあった。
彼らの物語はこれから始まる。恋の物語が
満足の最終回でした。
ここ数話が激しい分、とても落ち着いた最後でした。
ジャンヌの思い、ジークの願い、天草の願い。
どれも人として、単純な願いのはずなのが、どこかが違えば
それは苦しみや拒まれるものとなる。
それでも前に進んだ物語だったと思います。
原作よりカットや違う部分が結構ありました。
原作もぜひ読んでみるといいですよ。
全部とは言わず、4,5巻くらいからでも
赤の陣営は出番が少なくないがちでしたが
彼らの戦闘描写は印象に残りやすいから、そこまで
感じなかったです。
FGOをはじめとして昔よりはるかに大きなコンテンツとなった中でのアニメ化
いろいろ難しい場面、今だからやれた場面とあったと思いますが
なにより長い原作をしっかり、アニメでまとめて仕上げられていたので
とても面白かったです。