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公式サイト古い文献の保存のため
天文部に併設された図書館へ派遣されたヴァイオレット
ヴァイオレット以外にもルクリアなど80名のドールが派遣されていた。
古い文献を解読し、それをドールが書き留める形式だった。
ヴァイオレットと組んだのはリオンという少年だった。
リオンはドールを毛嫌いし、ヴァイオレットに厳しく当たるが、結果として
三日分の仕事をしてしまうのだった。
そんな二人は仕事について話すのだが、ヴァイオレットの仕事を素晴らしいと
リオンは感じるがヴァイオレット自身はふさわしいかどうか悩んでいた。
ヴァイオレットはナンパされるが、そこにはリオンの性格や生い立ちを
批判するような言い回しで誘う彼ら。だがヴァイオレットは自身もよい生い立ちではないと
はっきりと言い放ち、生い立ちで判断するなら関わるなとまで言うのでした。
それを偶然に聞いていたリオン。ヴァイオレットに対しもう恋に落ちているような顔だった。
数日後のアーリー彗星の鑑賞にリオンは勇気をもってヴァイオレットを誘う。
そして当日、無事鑑賞会へ
リオンはそこで自身の生い立ちを話す。リオンの母は愛する人のために自身を
置いていってしまった。だから恋愛が嫌いになったと
ヴァイオレットも自分には、ずっと庇護してくれた人がいた。その人を思うと
寂しいのだと、リオンとの会話で認識するのだった。
別れの日、そこに卑屈そうなリオンの姿はなく、夢を見つけ
またヴァイオレットに会えることを願うリオンの姿だった。
前回の一言で彼はいなくなったのだろうか・・
では偶然あの場にいて、あの一言を告げて去っていったと・・
その一言でヴァイオレットはドールでいていいのか
ドールの良さがわかったからこその苦悩でしたが
今回のリオンの姿、話を通して、自分の感情を理解することできた。
そしてリオンを勇気づけることができたことがヴァイオレットの励みになったらいいなと
思いました。