それはもう君のために
ニンゲンと叫竜の戦いは終わった。
叫竜は“侵略者”であるVIRMを迎え撃つため、次々と地上を
離れ宇宙へと上がっていった。その中には、誰も乗っていないはずの
ストレリチア・アパスも含まれていた。
生き残ったコドモたちは、新たな生活を始めていた。あまりにも
厳しい環境に放り出されながらも、誰に頼ることもなく懸命に生きる日々。
そんな中、戦いの後で抜け殻のように虚ろになってしまったゼロツーに、
ヒロは献身的に寄り添っていた。
公式サイトどこが戦っているかなど関係ない俺はゼロツーのもとへ向かうぞ
という強固な意志の元、ヒロは宇宙へ行く決意を一人で決めてしまう。
そのゼロツーは人間体は意識もない人形、だが意識は宇宙へ行ったストレリチアにあった。
イチゴたちは野菜を育てたりと奮闘するが土地自体が痩せてしまったために
頓挫してしまう状況、さらにココロの妊娠発覚などでイチゴが倒れてしまうなど
余裕のない状況にあった。
そんな中、博士からメールを受け取ったハチとナナが合流。さらに能力がないとされていた
コドモたちが眠っている施設を見つける。
ヒロが勝手に宇宙に行くことを告げたことに、ゴローは激怒するが
ヒロの考えは変わらない。結果、宇宙にココロとミツルを除き、生き残ったナインズ数名とともに
宇宙に向かうのだった。
次がどうなるのか楽しみで仕方ない。
ミツルとココロは早く記憶を戻してほしい、いやほんと・・
ただハチとナナまで同行するのは大丈夫なのかしら。新ナナのあれはまるで機械だ。
ゴローの内面が描かれた回でもあり、これまで支えていたゴローでしたが
ある意味で外れた行動を自発的にとってはいなかった。
だからこそ、現状を見ながらも不安に駆られていったと思いました。
今だ戦っているゼロツーと叫竜、その余波はいまだ地球に及んでいる。
果たして宇宙でヒロたちがゼロツーを取り戻せるのか。
みんなで笑って終わってほしいんだ、私は・・